AngularJSアプリケーション開発ガイド

Amazonのレビューを見てると結構低い評価になっていて思うところがあったのでツラツラっと書こうと思います。

Amazonのレビュー内容はだいたいあっていると思います。低い評価つけてるレビューを肯定するのもなんですが、あっているか?と問われればそうです、ですね。
この本に何を求めるか?というところだと思うんですよね。AngularJSを覚えるのに本ではなく公式サイトのDeveloper Guideを見ました。もちろん全部というわけではありませんが、全部読み切らなくても最低限作られる/読めるレベルにはなります。

物を作ったり成果物を読むために必要なレベルに短時間で使えるレベルに引き上げるためには何をどのように読むか?というのが重要だと思うのですがこの本はAngularJSで何かを作るための最低限を書いていると思います。
自分の場合は読み物としてこの本は読みましたがこの本に書かれているコードは1つも参考にしていません。公式サイトのTutorialやDeveloper Guideに参考になるサンプルコードがあることや、この本に求めているものがコードではなく「AngularJSで何かを作るためには?」であったためです。
前提となる説明を端折っていたりするのでたまに「どういうこと?」とか「恐らくこういうことだけれど説明あったっけ?」とかなります。1)もしかすると、JSをやるうえでは最低限しってるべき常識だったのかもしれません。

公式サイトは英語ですが、残念なことに自分は英語に堪能というわけではありません。この本のように、どのようなことができる/注意した方がよい、というのが書かれていれば助かります。
細々としたことは公式サイト(やgoogle)に頼ればよいのです。

AngularJSの公式サイトのドキュメントはかなり充実していて、バージョン毎のドキュメントもすぐに見れる形式になっています。AngularJSを知るにはやはり公式のTutorialやDeveloper Guide、もしくは(そのうちこのサイトも含めた)そこらへんのサイトかと思います。

この本を読もうとする人であればこの本で必要なことはだいたい6割ぐらいかと思います。が、役に立つ6割だと思うので手に取って読まれては?と個人としては思います。

References

References
1 もしかすると、JSをやるうえでは最低限しってるべき常識だったのかもしれません。