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JIRA動作に必要な環境 – その2

前にも書いたかもしれないですが、さくらのVPSでJIRAを動かそうかと思っていて、必要なSpec.ってどれぐらいかがわからないので調べていたのですよ。(記事はどちらかというと副産物。)
Googleで検索してみると「さくらのVPSにJIRA入れました」とかあるんですが、VPSの内容までは書かれていないんですよね。メモリが2GBなのか?8GBなのか?とかとか。

ターゲットは2GBを想定していたので今の時点でさくらのVPS+JIRAはなくなりましたね。自宅サーバに構築するかGitLab+Redmine+Jenkinsで検証してみるか。

JIRA動作に必要な環境 – その1

前回に「古いマシンでJIRAが動くか?」的な記事を書きました。が、最終的にJIRA+Agile+Fisheye+Bambooで動作させたいと考えているのでそれに向けてわかったことを徒然なるままに投下しようかと思います。

今回はJIRA+Fisheyeな環境。前回と同様にvmstatの値をざっくりと載せてみます。

procs -----------memory---------- ---swap-- -----io---- --system-- -----cpu-----
 r  b   swpd   free   buff  cache   si   so    bi    bo   in   cs us sy id wa st
↓service jira stopを行った後。Fisheyeはまだ動いている状態。
 0  0 644672 607848   2268  42952  392   41   957    97  538  614  3  1 84 12  0
 1  0 644040 606592   2472  43332   35    0    54     8  264  515  0  0 99  0  0

↓Service jira startを行った後。まだ起動途中だけれどfreeが606M→73M!?
 1  1 642896  79344   8708 148008   79    0  3772    11 2370 1890 47  8 25 20  0
 2  0 649124  64580   6988  97124   70  228  2395   345 3076 1425 67  6 11 16  0
11  2 760752  64480   2348  70436  772 4383  3539  4766 6171 1971 82 11  1  6  0
 1  5 744220  70780    772  18684 1396  731  3115  2002 3540 1329 70  8  8 14  0
 1  2 798856  73596    320  19100 1335 3105  3740  3124 3226  714 21  7 14 58  0

↓幾つかの画面を表示したぐらい。swapが1.2Gぐらいに。。。
 0  1 1198068  74452    616  25832  351  191   766   201  438  800  0  1 90  8  0
 0  1 1231088  69128   1880  20968 1274 1351  1454  1364  658  965  3  4 54 39  0
 0  0 1227668  71964   1952  21604  248    0   305    13  372  746  0  1 94  5  0
 0  0 1224764  65168   2344  23156  174    0   236    14  387  788  0  1 96  4  0

freeの内容も見てみる。

             total       used       free     shared    buffers     cached
Mem:       1923284    1847964      75320          0       2708      21612
-/+ buffers/cache:    1823644      99640
Swap:      4128760    1213724    2915036

メモリを1.8GBぐらい使用していて空きが100MBほど。Swapも1.2GBぐらい使用している。やっぱり足りてない。vmstatをみてもCasheやBufferに割く容量がほとんどないし。
使用メモリ1.8GBにSwap分1.2GB、余剰として1.0GBぐらい作るとして…やっぱり4.0GBは必要。

少なくとも、HDDアクセスも遅いこの環境だとページを表示するの1分とか余裕でかかってしまうのでもうそろそろどうにかした方がよいことはわかりました。。。

では。

JIRAを古いマシンに入れて動作するか?

ITSで有名なAtlassianのJIRAですが、動かすにはどれぐらいのマシンが必要かを検証してみました。いや、手軽に動かせるマシンが古いのしかなかった、というのが正直なところ。

動作させるのはこの前に書いた旧世代マシンで動作しているESXiの上で動作するCentOS 6.5 (64bit)。ちなみにスペックはだいたいこんな感じ。仮想マシンにはいっぱいいっぱいのリソースを割り当てています。

  • CPU : Intel Core 2 Duo E8500 : 2 core, 3.16 GHz)
  • Memory : DDR2 800 : 2 GB
  • HDD : 非SSD Ultra ATA 133 ← 最大転送速度133MB/s

最近の5万円以下のマシンでもここまで低いスペックのものはなかなかなさそう。(むしろ5万円だしてマシン一台買うべきか!?)

結論を先に書くと、こんな低スペックマシンでもJIRAのみであれば動きました。いや、動くもんですね。若干(?)のswapはあるものの稼働しているプロジェクトの数が2以下で、1プロジェクトあたり10人以下であればぎりぎりなんとか回りそう。

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CentOS6.5でRedmine2.5.2のインストール

RedmineのインストールからGitLabとの連携まで書こうかと思ったのだけれどRedmineのインストールだけでもけっこうな量があったので挫折。ひとまずここを見ればtar.gzをダウンロードしての手動インストールはできましたよ、という記事。

Redmineのインストールする方法としてお手軽なインストーラーを提供しているBitNamiALMiniumがありますが、そちらはまたそのうち。

Redmineの手動インストールは以下のサイトを見ながらやれば比較的簡単にできました。

ともに公式サイトです。この通りやってインストールは完了したのですが気になった点をいくつか。

  • SELinuxの設定はdisabledにしなくても問題なく完了しました。
    • disabledにしてもインストールが完了したあとに元に戻してもよいそうです。あくまでもインストールを滞りなく進めるための手順みたいな。(2014/09/29に修正。)
      • 新しくRedmineを構築しなおしたらSELinuxの設定ではまりました。前回と今回で異なる点があるとすると…インストール時の用途を開発Workstation+CustomizeからWeb Serverに変えたことぐらい。
      • とりあえず、現状においてはSELinuxはDisabledがよさそうです。
  • 上から順番に行う。
    • ドキュメント上の方で行った設定が下の方で効いてる場合もあるので上から1つ1つ行うのが詰まらない方法かと。
    • もちろん、不必要な設定だったり、既に行っているものであれば飛ばすべきだと思います。
  • インストールした後のRedmine設定について
    • デフォルトの設定ではプロジェクト作成時点で公開されるので、設定からプロジェクト作成直後の状態をデフォルトで非公開にしておくべきかと。
      • 管理→設定→プロジェクト→デフォルトで新しいプロジェクトは公開にする
    • デフォルトの設定では誰でもアカウント登録を行うことができるのでこれもオフにした方がよいかと。
      • 管理→設定→認証→ユーザーによるアカウント登録

では。

[gitlab]ReverseProxy時におけるリポジトリにhttpで接続するときのポート番号表示

タイトルが長くなってしまいましたな。

gitlabで作成したプロジェクトからソースを取得する際2つの方法がある。1つはsshでもう1つはhttp。httpの場合、アクセスするポート番号がgitlabの環境を構築したときのポート番号になっている。ReverseProxyを経由してgitlabにアクセスしている場合、デフォルトで表示しているポート番号が一致しないためそのままコピペできないし、ReverseProxyで運用していることや、どのポートを使用しているかがわかられてしまう。

この問題を改善します。目指すところはReverseProxyの受付ポートを表示する、です。

51_gitlab_repository_url_090814_01←これが、 こうなる→51_gitlab_repository_url_090814_02

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