前回、「Google MapのKMLファイルインポートが正しく行われない」で正しくImportできないと騒いでおりましたが問題は解決できました。
とてもくだらない原因だったのですが、今回の記事の本筋ではないので一番最後にちょこっと書いておきます。
本題ですが、やっとデータを正しく処理することができたのでGoogle Map上に表示してみました。
とりあえず東京のStarbucks店舗を地図に表示してみました。いやー、たくさんありますね。もう少し詳細なところは後で見るとして、23区はやはり多いですね。っていうか密集しすぎ。
東京駅周辺が一番密集している
東京、新宿、渋谷周辺までズームしてみました。
新宿あたりが多いかと思いましたが、繁華街よりも東京駅あたりの商業地の方がはるかに多いですね。東京駅の西側、丸の内ビルディング周辺は1ビル1 Starbucksかと思うぐらい店舗がたくさんあります。
意外に少ないと感じたのが渋谷駅周辺。駅からの距離に対して分布を出していないので正確なところは言えないですが、密集具合から言うと池袋駅周辺の方が密集してそうです。
店舗は渋谷駅から明治神宮前駅や表参道駅に向かってゆるりと広がっています。
逆方向の代官山方面には1店もないが不思議な感じですね。代官山駅近くにある書店「代官山 T-SITE 蔦屋書店」でようやく1店舗見つかるぐらいです。東京都内かつでかい駅の近くだと珍しく見えます。
基本的に駅周辺、所々、モールや大学
これは東京だからっていうわけではないのですが、Starbucksの店舗がある場所の傾向としてだいたい以下のような感じなのかなと思いました。
- 駅周辺
- 駅ビルや駅近くの商業施設に入っている。
- ショッピングモール
- 駅に近くない場所でもショッピングモールのお客を対象にしている。
- もちろん、人が集まる見込みがあるところ。
- 大学や公園、書店
- 駅に近くないし近くに商業施設があるわけでもないのに…という場合はほとんどがこのケース。
- 書店の中の店舗としては、先ほど書いた「代官山 T-SITE 蔦屋書店」もそうですし、横浜のみなとみらいにも同じような店舗がありますね。
- その他、突然現れる店舗
- 私にはよくわかりませんが、マーケティング的に分析した結果効果があると判断したか実験的な店舗なのかもしれません。ええ、よくわかりませんが。
- 例えば、歩いては行きにくいけれど、駐車スペースを確保できるので、車での来客をターゲットにしている、とか。
見つけた気になる店舗
Starbucksは駅ビルや近くの商業施設によく店舗を構えていますが、路上店舗もけっこう構えていて綺麗な外観だったりします。
元八王子店
車でしか行けない、かつ恐らく行くことはないけれど一度は行ってみたいですね。勝手な想像ですが、時間がゆったり流れてそうな雰囲気がするんですよね。あと、のどかでのんびりできそう。
inspired by STARBUCKS
というのがあるそうな。マップ上をポチポチしてたらたまたま見つけて、調べたら専用のホームページも発見。
見た感じ、地域密着型アットホームな店舗、なんですかね?画像は世田谷の店舗なんですが、どうやらinspired by STARBUCKSは3店舗のみですべて世田谷だそうです。
データの使いどころ
データは東京だけではなく全都道府県分作成しました。全都道府県の全店舗データから数値的アプローチをするともう少し面白いこともわかるのかなと思うのですが、Google Map上に表示するだけでもなんか色々と面白かったのでとりあえず記事を書いてみました。
Starbucksだけではなく、他のコーヒー店のデータも揃えて傾向等々みてみたいですね。
最後に、冒頭で書いたくだらない原因で中々表示できなかったことを書いて終わります。
正しくImportできなかった原因ですが、変換元データの緯度/経度を逆出力していました。これによって存在しない緯度経度を指してしまい地図が何も表示されなかったというわけです。
あと、測地系の変換がうまくいっていなかったのですが、これも読み取り元データの緯度経度を逆に読んでいました。これによって正しくポイントできなかったというわけです。ちなみに、一般的に知られている簡易的な測地系変換を行っているので所々では数メートルから数十メートルの範囲で微妙にずれますね。
では。